介護業界に就職や転職をするための介護施設見学のポイントとは
この辺気になりますよね。
介護施設の転職を考えているので見学をしたい
そもそも見学できるの？
時間は何時ごろがいいの？
見学の際のポイントは？
この記事でわかること
そこがやりがいのある職場か？
自分の理想の職場か？
元住宅型有料老人ホームの施設長をしていた経験をもとにお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
介護業界に就職や転職をするための介護施設見学のポイントとは
介護職で前職を辞めた理由のトップ1は
ご想像の通り、職場の人間関係です。
特に施設はその空間から就業時間中は逃げることができません。
職場の人間関係は、後で変な方が入ってきて崩れるというより、そもそも人間関係が悪いところに入ってしまうのがほとんどです。
この「思っていたのとは違う」を避けるには、まずは職場見学がおススメです。
介護施設ってそもそも見学できるの？
そもそも施設の見学ってできるの？
結論
できます。
施設側としても、優秀なスタッフを採用したいですし、無用なミスマッチを避けたい思いもあります。
2023年6月現在、コロナも5類となって施設内で感染者がいなければ、見学したい旨を伝えればほぼ可能です。
逆に感染症対策以外で職場見学を断るような施設は候補から外したほうがよいでしょう。
介護施設見学のアポイントの取り方は？
方法は、自身の条件に合いそうなところを見つけたら、電話をかけて「応募したいと思っていますが、その前に職場見学は可能でしょうか。」と伝えるだけです。
最近はWEBから応募する企業もたくさんありますので、コメント欄に「職場見学を希望します。」と入力すれば大丈夫です。
介護施設の見学って何時ごろがベストなの？
施設の見学って何時ごろがベストなの？
① 11：25
② 12：15
③ 14：00
この時間がベストです。
でも、施設は一番忙しい時間です。
もしかしたら感染症対策を理由に断られるかもしれませんが、本当に気になるところであれば熱意をもってお願いしてみましょう。
① 昼食が始まる案内の時間
② 昼食が終わって部屋に案内する時間
③ 昼のレクリエーションが始まる時間
です。
①なら食堂の入り口
②なら食堂の中（隅のほうで）
③はレクリエーションをしている場所を見学させてもらうのががおススメです。
介護施設の見学で注目すべきポイントは？
レクリエーションをしている場所等で、スタッフの動きや声掛けの雰囲気、入居者の表情を確認してください。
スタッフはにこやかに案内できてますか？丁寧な言葉遣いですか？
スタッフ同士のコミュニケーションは円滑でしょうか？
車いすを押しなが、その入居者の方に関係のない業務の話を大きな声でやりとりしていませんか？
入居者の方の表情はいかがですか？何か違和感は感じませんか？
その他、施設見学の際のポイントは？
チェックポイント3つ
・廊下などで会った職員に笑顔と挨拶はあるか
・案内してくれている職員（施設長、または、部門の責任者）と介護職員との間に違和感を感じないか
・観葉植物があれば枯れたりしていないか
１、職員に笑顔と挨拶はあるか
そもそも自分の上司と知らない人が館内を歩いていて挨拶なしで通り過ぎるってどういう状態？ってことです。
２、案内してくれている職員と介護職員との間に違和感を感じないか
もし直感的に違和感を感じるのであれば、その直感を信じましょう。
大体案内しているのは上席の職員になると思われます。
職員に対して偉そうな感じであったり、逆に職員が避けているような感じはコミュニケーションがうまくいっていない証拠です。
もう一度言います。
直観は信じましょう。
３、観葉植物があれば枯れたりしていないか
細かいことですが、すごく重要です。
お高めのホームですと、業者を入れて定期的にメンテナンスをしていますが、1か月に1回程度なので、それでも残念な状態になります。
枯れてきている葉が少し目立ち、手入れされていない様子である、また、葉っぱにほこりがたまっているといったような状態なら、そこの職員は忙しすぎてそんなところに目が届く余裕がない。。
もしくは、そんなことは自分の仕事ではないと思っているホスピタリティマインドがちょっぴり低めのスタッフが多いのか。
はたまた、責任者がラウンドしていなくて行き届いていないのか。
いずれにしても何か火種がある可能性がうかがえます。
まとめ
介護業界に就職や転職をするための介護施設見学のポイントとは！
についてお届けしました。
転職を考えているのならとにかく見学させてもらいましょう。
確認するポイントは
職員の言葉遣いとコミュニケーション
入居者の表情
共用部の環境、グリーンの状態
です。
いかがでしたでしょうか。
共用部の環境でその施設の施設長の考え方や取り組みなどを感じることができます。ぜひ参考にしてみてください。
コメント